No.4 Air More Money ②
ユニットメンバーの皆様こんにちは。
H.C.Uスキタロです。
前回はスニーカーの洗浄まで終わりました。
しっかり油汚れやホコリを落として、カスタムの準備は完了です!
今回は早速スニーカーのアッパー部への塗装を行っていきます。
1 トゥーボックス(つま先)部への塗装
トゥーボックス部への塗装を始めます。
今回アッパーの塗装に使う色は「ピンク」です。
ピンクとはいえ淡い色のパステルカラーピンクになります。
まずは大きく、塗りやすいパーツから塗っていきましょう。
大きいパーツの塗装がバチッと決まれば細やかな部分は多少大雑把でも仕上がりに左右されません。
1コート目
1コート目は薄く薄く下地を作るようなイメージで塗っていきます。
写真のように元の色が見えるくらい薄くで大丈夫です。
足先先端のシューレースホールがこれまた特殊で3つの輪っかの間にシュラウドについている2つの輪っかを入れて、そこにシューレースを通すというなんとも摩訶不思議な通し方をします・・・。
ここも丁寧に塗っていきたいのですが、どうしても裏面(甲側)は濡れないので、
正面から見て見える範囲のみ塗装していきます。
2コート目
3コート目
かなり色が乗ってきましたね。
片方塗っては片方を乾燥、を繰り返します。
5コート目
トゥーボックスはこのくらいでOKでしょう。
元の色が白だったのでピンクの発色もかなり可愛らしいパステルカラーになり、
大満足です。
ステッチには白の塗装を施そうと思っていたのですが、ピンクを塗り終えたときに革の部分との明暗が意外にもハッキリと出たので、ピンク一色でいこうと思います。
2 他アッパー部への塗装
次は足のサイド、ヒール部分への塗装を行います。
サイド部分もトゥーボックス部と同じ要領で塗っていきます。
1コート目
ここで注意ですが、サイドパーツにはパンチング(小さな穴)加工が施されています。
ここにも塗布していくのですが、厚く塗ってしまうとこの穴に塗料が入り込んでしまい、穴が潰れてしまいます。
潰れたまま乾燥させてしまいますと、そこから塗料が剥がれるキッカケになってしまうので注意が必要ですね。
塗った直後に穴が塗料で見えなくなった場合は、筆で少し小突いてやると穴が
再現します。
3コート目
5コート目
アッパー部全体を塗り終えました。
塗った直後は白っぽさが強く出ていたのですが、乾燥させると綺麗に発色されます。
ここで、少しきになることが・・・。
ハンパないくらいテカってます。
満員電車を降りた後のおでこ並みに光ってます。
言うなれば、AJ11もパテントレザー(エナメル)並みにピッカピカです。
これはこれでかっこいいけど、せっかくのパステルカラーの温かみが少し欠損してしまいますね・・・。
こりゃどうしたもんか・・・。
次回は再度加工しなおそうと思います!!!
bye.